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2006/11
CEA DNA検査
 
CEA (Collie Eye Anomaly) DNA検査
 コリーアイについてどれ程の知識があったのだろうか?CLについても同様であったと思う。
股関節形成不全/CLと良い結果をもらった為、更に調べるという事をしなかった。
CL DNA のページでも
>仮に祖先にキャリア犬がいた場合この検査によりクリアであると評価されれば以降繁殖に当り危険は無いのか?
なんていう事を書いていたんだと思う。
 
 
1 検査に至る迄
 Genetic Science Services の動物診断学 マネージャー(肩書きはこうでした) Mr.ジョージにCEAのDNA検査が可能になったと聞き昨年CLの検査で使用した保存サンプルで今回の検査を依頼しました。(サンプルが1年未満であれば再度採取は必要無いそうです)
  結果キャリアという結果でした。

2 キャリアって? 今後どうなるの?
 ネットで調べていても素人の自分には理解に苦しむ項目にぶつかる。(ぶつかりっぱなし!)
キャリアの結果を受け、今の状態は確認したいと思っていたので、眼科の専門医を探し始めた。ところが・・・、中々検索でHitしてこない。(探している途中メールでの質問に親切に回答頂いた獣医師の方々に感謝致します)

”犬の遺伝性眼疾患”の検索結果に一人の凄い肩書きを持った獣医さんがHitしてきた。
更に検索していくと2006年開業している事が判った。
早々事情を説明し、予約を入れる。
 家が遠い事を心配して頂き同じ獣医眼科学会の専門医が(岐阜だったかな〜?)いる旨連絡して頂いたりしたが、神奈川県なんて近い々と予定通り見て頂く事にした。

2-1 キャリアとは?

簡単に言うと、発症はしないんだけど疾患を起こす遺伝因子を片方だけ持っている・・・と言う事。

2-2 今後どうなるの?

’今後どうなるの?’の前に目の検査について、院長先生よりこんな話を伺いました。
キャリアであったりするワンちゃんが目の検査をしにきて検査してみると、コリーアイ以外の疾患を発見する事が有ると言うことです。目の検査は大切だと言う事。
 では、今後どうなるかと言うと、どうにもなりません。但し繁殖はというと・・・。この辺は意見が分かれると思われる為、書こうか迷う所だったのですが、院長先生いわく
ボーダーコリーという犬種の遺伝子プールを広げると言う意味でも、相手が股関節/CL/CEA/他全てノーマルだと確定出来るのであれば、良いのではないかと言って頂きました。
 
3 眼検査

 家が遠い事を配慮頂き午後一番の予約として頂く。更に診療時間前到着した時間からで良いよ。とアレンジして頂きました。そして、以下について途中散瞳処置20分程度休憩兼ねながら検査を行いました。
直像眼底検査/倒像眼底検査/スリットランプ検査/眼圧検査/隅角検査
 結果眼底項目において、両眼網膜血管の蛇行との診断でした。コリーアイDNA検査においてキャリアの判定でしたが、グレードTにあたる結果でした。こういうケースもあるとの事です。
これによる視力障害を引き起こす事は無いとの事で安心しました。
 他、気になる点いくつか質問させて頂き、約1時間半弱位掛かったのかな、検査が終了しました。
とても良い院長先生で(助手なのかな?動物看護士の方と)良かったです。今後目の検診は遠くてもここで診てもらおうと思います。
帰りは鎌倉が近そうだったので、ぶらっとして行こうかと話していましたが、散瞳処置をしている為すごくまぶしい状態だとの事でまっすぐ帰りました。
 
 彼女はというと小さい時、目に傷がついたと獣医さんに掛かったのですが目薬だけはどうしても嫌がり、今回も凄くいやだったと思います。帰りはぐったりでした。

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